あしあと
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全国では、年間2万人を超える方の命が自殺によって失われています。
池田町でも令和元年から令和5年の間で合計15人の方が自殺で亡くなっています。
性別では、男性が7割と多く占めています。
年代別では、50歳代が最も多くなっていますが、60歳以上の高齢者層も全体の4割を占めています。
自殺は、健康問題や家庭問題、職場環境の変化、生活苦、うつ病などの精神疾患など、さまざまな要因が複雑に関係しており、その多くが追い込まれた末の死と言えます。
これらの問題は決して特別なものではなく、誰にでも起こりうるものです。
自殺対策基本法では、9月10日から9月16日までを「自殺予防週間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向けて、国・地方公共団体等が連携して、幅広い国民の参加による啓発活動を強力に推進することとしています。
国・県・市町村等が連携した普及事業等を通じて、自殺についての正しい知識を知っていただき、いのちの大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気付いたときの対応と方法について、理解を深めていただくことを目的としています。
令和6年度 自殺予防週間啓発ポスター(厚生労働省)
毎日の生活のなかで、さまざまな問題に突き当たり、悩みや不安を抱えることがあります。
そんなときは、一人で抱え込まず、誰かに相談してみましょう。
誰かに相談することで、一人では思いつかなかった違った考え方や選択肢に気づくことができるかもしれません。
身近に相談相手がいない場合でも、さまざまな相談機関があります。
相談窓口名称 | 電話番号 | 受付時間 | 備考 |
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こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556 (有料) | 平日 | 電話をかけた所在地の実施している「こころの健康相談電話」につながります。 |
よりそいホットライン | 0120-279-338 (無料) | 24時間対応 | どのような悩みにも寄り添って、一緒に解決できる方法を探します。 外国語による相談も可能です。 |
岐阜いのちの電話 | 058-277-4343 | (毎日) 午後7時から午後10時 (第1・第3土曜日) 午前8時から午後7時 | メール相談(別ウインドウで開く)も可能です。 |
相談窓口名称 | 受付時間 | その他 |
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LINE相談窓口 | 毎週日曜日・月曜日 各日午後7時から翌午前3時まで (最終受付:午前2時30分) | 岐阜県内にお住まいの方であれば、どなたでもご利用いただけます。 公式LINEアカウントであるこころの相談サポート「ほっと・ぎふ」を友だち登録し、相談受付時間にLINEアプリで相談してください。 相談の受付状況により、すぐに返信できない場合があります |
SNS相談 (厚生労働省) | SNS相談を行っている団体により異なります。 | 年齢や性別を問わず、SNSやチャット等による相談ができます。 |
相談窓口名称 | 電話番号 | 受付時間 | その他 |
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西濃保健所 | 0584-73-1111(代) 内線295 | 毎月第2木曜日(祝日を除く) 午前10時、10時半、11時 | 精神科医師による相談です。 会場は西濃保健所です。 事前予約が必要です。 |
池田町保健センター | 0585-45-3191 | 毎週水曜日 午前9時から午前11時30分まで 午後1時から午後3時30分まで | 来所・電話などで保健師によるこころの相談を行っています 事前にご連絡ください。 |
・食事や起床、就寝時刻など、なるべく生活リズムを一定に保つ
・1日3食バランスのよい食事を心がける
・毎日積極的に体を動かす
・自分なりのリラックス方法を見つける
・体調が悪い時は無理せず休む
自殺に至ってしまった人の多くは、複数の問題を抱え、うつ状態を伴うこころの病気で苦しんでいたことがわかっています。
こころや体が発するSOSサインに早めに気づいて対処することが大切です。
こころのサイン | 体のサイン | 行動のサイン |
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気分が落ち込み、元気がない 理由もなく涙が出たり、泣きたい気持ちになる イライラしたり、怒りっぽくなる など | なかなか眠れなかったり、夜中や朝方に目が覚めてしまう 食欲がなくなったり、食べ過ぎてしまうことがある 頭痛や腹痛、めまい、吐き気などがある など | お酒やたばこの量が増える 仕事や家事での失敗が増えた 人付き合いや外出を避けるようになる など |
ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
自殺を防ぐには、悩んでいる人に寄り添い、関わりをとおして「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。
ひとりでも多くの方にデートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無に関わらず、それぞれの立場でできることから進んで行動していくことが自殺の防止につながります。
(1) 家族や周囲の人の変化に気づき、声をかける
眠れない、食欲がない、口数が減った、元気がないなど、いつもと違う様子に気づいたら、「なんだかつらそうだけど、どうしたの?」など声をかけ、「あなたのことを心配している」という気持ちを伝えましょう。
(2) 相手の気持ちに寄り添い、耳を傾ける
話を聴くときには、相手が体験したことや考えていること、感じていることを尊重し、否定したり、話をそらしたりせず、真剣に受け止め、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。
(3) 専門家への相談を促す
具体的な問題解決へと導くためには、早めに専門機関に相談することが大切です。
本人の理解や了承を得たうえで、適切な支援につなぐためのサポートをしましょう。
(4) 温かく見守る
専門機関につないだあとも相談にのることを伝え、相手に寄り添いながら、温かく見守っていきましょう。
話を聴いてくれたり、一緒に考えてくれる人がいることは、何より心強く、「自分はひとりじゃない」という安心感につながります。
岐阜県 池田町役場民生部保健センター
電話: 0585-45-3191
ファックス: 0585-45-8688
電話番号のかけ間違いにご注意ください!