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職業体験・キャリア教育を通じて、児童生徒の郷土愛を育む

[2018年9月4日]

ID:1007

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平成29年度進捗状況

自立できる子どもをみんなではぐくむ池田町

現在、池田高校や池田中学校では「自立できる子どもをみんなではぐくむ池田町」という標語を軸に、キャリア教育コーディネーターによるキャリア教育支援を行っています。

中学校では、2年生の職場体験に関して、池田町にある仕事をもっと知ってもらうための新たな事業所の開拓や、先生と事業所の間のより細かな連絡調整(ここが十分でないと働くおとなの熱意が伝わらない職場体験になってしまいます!)、他、職業体験へ学びに行く生徒へのマナー講座・事前事後学習の講師提案などを、キャリア教育コーディネーターが行っています。

10月26日には、池田中学校2年生の職場体験事前学習として、一般社団法人まなびの応援団 代表理事 ひらたせつこさんの講話(「学びを活かすのは誰?」)を行いました。

決めるのは自分自身! 笑顔でいる! 
いい挨拶をする! 自分の意志や気持ちを言葉にする! 
がんばった体験ややりきった体験をする! 
「今、ここ」を大切にする! 
やっていることの意味を考える! 
といったメッセージが生徒達に送られました。

職場体験前で迷惑をかけないか、おこられないか、失敗しないか、うまくできるか、大人と話せるか、など多くの不安を抱えていた生徒達でしたが、ひらたさんのお話から、笑顔でチャレンジし、この大切な機会を活かそうと体験に臨む気持ちが変わっていったようでした。

キャリア教育1
キャリア教育2

職場体験を終えて

11月8日、9日の2日間、池田中学校2年生の職場体験学習が行われました。

自身の進路選択につながる生き方を考えるきっかけを得てこようと、約90の事業所で、260人程の生徒が仕事、大人との会話、職場といった社会を体験してきました。

6月から取り組みをスタートさせ、希望の体験先を選ぶ・事業所と事前打合せを行う・心構えを考える・マナー講座や事前学習講話を聴くなど、この当日に向けての取り組み姿勢を整えてきました。

職場体験学習では、大人と一緒に仕事を一生懸命に行っている姿があり、真剣な様子や笑顔も見られ、緊張やとまどいを感じつつも目的意識を高く持った体験をしているようでした。

生徒の感想には、挨拶・礼儀の大切さを学んだ。笑顔でいることの大切さがわかった。臨機応変に対応する方がいて、その姿がかっこよかった。コミュニケーションの取り方を見て自分自身を振り返った。人や社会のためになることってすごいやりがいを感じた。裏方の仕事をして親に感謝する気持ちになった。小さな作業でも工夫をすることの難しさや面白さ、楽しさを感じた。同じ時間の中でどれだけ無駄にしないか、という言葉が心に残った。などがあり、多くの気付きや学びがあったようでした。

事業所の方からも「即戦力になったほどの仕事をしてくれて助かったし嬉しかった」や「作業に対して自ら気付き何をすると良いのかを考える姿に驚いた」、「挨拶が元気よくしっかりしていて気持ちが良かった」などの言葉をいただき、実りのある体験になっていたようでした。
キャリア教育3
キャリア教育4

15のREAL

11月21日 「池中15のREAL」が池田中学校3年生を対象に行われました。

農業・IT関係・看護師・消防士・料理人・イラストレーターなどさまざまな職種の社会人15人を講師に招き、業種や仕事の内容紹介、取り組み姿勢や考え方、やりがい、大切にしていること、15才の頃にどのように過ごし今につながっているのか、などリアルなお話を聞かせていただきました。

講師は一人20分間で3回、座談会形式で話をするルールで、生徒たちは聞きたい内容や講師を自由に選び、3人の方からお話を聞きました。

夢に向かって進んでいくには。現在の仕事に見つけたやりがい。挑戦することの大切さ。自分の感性を大切にすること。夢は変わっても良い。学びに終わりはない。中学3年生の時は夢がなく焦っていた、など多くのリアルメッセージがおくられました。

生徒の感想には、努力・チャレンジ・笑顔・夢といったキーワードが多く書かれ、「今とこれから」を考える体験になったようです。
15のリアル講師陣
15のリアル風景

「仕」事と「志」事

11月27日 池田中学校2年生の職場体験事後学習講話が行われました。

キャリア教育プロジェクトメンバーの一人、テムスト(株)の森哲也さんのお話で、―「仕」事と「志」事 ―。

職場体験を終えた生徒達は、大人の「働く」思いや考え、生き方などを学んできました。

森さんのお話は「仕」事を通じて考えることは何か。「志」に変えることで変わる「生き方」で、人生がどのように違ってくるか。未来は自分自身がつくるもので、自分次第!といった内容で、とてもわかりやすく生徒に語りかけていました。

生徒達は真剣な面持ちで吸い込まれるように聴き入っていました。感想には、職場体験での学びに「じゃ、どうやってこれから進むのか」を考える時間になった。というものもありました。

先生方も生徒と同様に多くを学ばれたようで「われわれにとっても大変良いお話で引きつけられました」と話していました。

職場体験の他、マナー講座、事前事後学習講話の学びを得た生徒ですが、先生から「生徒達の生活態度や学習面で自主的な態度がみられるようになりました」との言葉をいただきました。

森哲也氏講演

どんなプロジェクトなの?

「職業体験・キャリア教育を通じて、児童生徒の郷土愛を育む」プロジェクトは、子どもたち、地域、学校、企業、行政を繋ぐコーディネーターを養成し、中高生向けの企業展の開催や、職業体験の充実を行うプロジェクトです。

就職体験とキャリア教育の画像

町が実施したアンケート調査から、「身近で目標とする大人がいると思っている小中学生の割合」が減少傾向であり(※1)、「地元で働きたい場所があると思っている若者の割合」が著しく低い(※2)ということが分かりました。

※1 平成20年61%→平成26年50%
※2 平成20年6%→平成26年3%
第5次総合計画の策定に実施した調査(平成20年)および中間見直し時に実施した調査(平成26年)より

「アイデア工房会議」では、教育について、以下のような意見が多く出てきました。

  • 大人が何をしているのか見えづらい
  • 子どもが夢を持てなくなっている
  • なりたい職業では無く、そもそも「何になりたいか」「どう生きるか」を考えることが大事
  • 職業体験に行った子どもたちが、大事なところを見ることができないまま帰って来てしまった
プロジェクト案の写真
会議中の写真

そこで、このプロジェクトでは以下の事業を行います。

  • キャリア教育コーディネーターの育成
    ※キャリア教育コーディネーターとは、職場体験等キャリア教育を進める際に、学校側に企業での活動内容を事前に伝えたり、子どもたちにどんな学び、どんな体験をすればいいか企業担当者とよく打ち合わせるなどの役割を果たす、企業と学校の橋渡しとなる人材のことです。
  • 池田町企業展(仮)の企
    ※ただの企業説明会や職業体験ではなく、そこに行けばさまざまな仕事が体験できるような職業体験型イベントを企画します。
  • 資格取得費用助成
    ※資格取得の際にかかる費用を一部助成します。

11月25日(水)に行われたプロジェクト会議では、役場職員・町民メンバー・コーディネイター候補者・業者を交え、メンバーそれぞれの熱い思いや、業者からの教育プログラムメニューおよびコーディネーター研修に関する説明等、どうしたら目的を実現できるのか話し合いました。

このプロジェクトを通じて、子どもたちが地元でいきいきと働く大人に触れる仕組みをつくり、地元を知る喜びや町への愛着を育むことを目指します。

平成27年度進捗状況報告

平成28年度進捗状況報告

お問い合わせ

岐阜県 池田町役場総務部企画課

電話: 0585-45-3111

ファックス: 0585-45-8314

電話番号のかけ間違>いにご注意ください!