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坂本積(苔の元) 池田町史跡

[2016年2月26日]

ID:524

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坂本積 (苔の元)

禅蔵寺は、室町時代に美濃国守護であった土岐頼忠の菩提寺として創建され、覚源禅師平心處齋を開山とする。
頼忠は応永4(1397)年、禅師は応安2(1369)年に没しているので、同寺の創建はこれを下るものではない。
同寺に保存されている「勅諡覚源禅師平心處齋行録・語録」によれば、創建は延文元(1356)年で、禅師は康安2(1361)年には既に同寺に入山していたとされている。

創建当時は本堂伽藍と共に16ヶ寺の末寺があったとされ、広大な寺域を有していたことが伺われるが、中世以降兵火等により焼失、後慶長9(1604)年、寛永2(1625)年、同11年、寛永13年等に、大垣藩主の黒印(寺領を免除すること)を受けている。

現在、同寺本堂南には、往時三十塔あるいは多宝塔が建っていたとされる石積みの基壇が遺されている。
この基壇の石積みが「坂本積(苔の元)」である。坂本積みという技法で構築されたと言われる石垣には、所々風化の進んだ石が組み込まれ、そこから雨水等が染み出して苔が吹き出す仕組みとなっているといわれる。

所在

〒503-2405 岐阜県揖斐郡池田町願成寺380-1 禅蔵寺地内