あしあと
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聖観音とは、十一面観音や千手観音などの変化観音と区別するために、変化しない本然の観音という意味で使われる。
この観音像は左手に未開の蓮華を持ち、右手は蓮華に向かって掌を向ける通容の聖観音である。
桧造で、14世紀前半頃の作と考えられる。両肘から先の手部、宝冠、胸飾、蓮台以下櫃および光背は江戸中期の補修と見られる。
聖観音像を奉る稲荷山神照院五穀寺は、寺伝によれば延暦20(801)年、弘法大師の創建で、天正年中(1573年から1591年)焼失退廃したのを慶長年中(1596年から1614年)に盛遍が再建したとされる。
また、西暦686年、悪水に悩む市橋村に役行者が来て、五穀稲荷大神の分霊をここに奉ったとも伝えられる。
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